老後を快適に過ごすにはまずは歯から!

tooth02

還暦世代に多い歯の病気は誰もが一度は聞いたことのある歯周病です。
これは、歯と歯ぐき(歯肉)のすき間(歯周ポケット)から侵入した細菌が、炎症が起こす病気です。病気が進行すると、歯を支える骨(歯槽骨)を溶かしてグラグラにさせてしまう場合があります。また、炎症が歯ぐきに限定されているときは歯肉炎、それ以上に進行すると歯周炎と呼ばれます。

歯周病は必ずかかるわけではなく、定期的な歯科検診や、プラーク※や歯石を日頃の歯磨きで除去することで予防することができます。予防ができない歯周病も中にはありますが、それは遺伝性の病気など、非常に特殊な場合です。

※プラーク
歯に付着している白もしくは黄白色の粘着性のある沈着物で、食べカスではなく細菌の塊です。非常に多くの細菌とその産生物から構成されています。またプラークは強固に歯に付着してるだけでなく、薬品だけでは除去しにくい状態になっています。そのためにしっかりと除去することが大切です。

歯周病になるとどうなるの?

tooth01

01.歯茎が赤く腫れる

02.歯茎から血が出る

03.歯石が付く

04.歯茎が下がる

05.歯がしみる

06.歯茎から膿が出る

07.口臭がする

08.歯茎が腫れて痛くなる

09.歯が揺れる

10.噛むと痛い

11.歯並びが悪くなる

12.歯の神経が死んでしまう

13.歯が抜ける

歯周病の治療方法

◆プラークコントロール

歯ブラシ、デンタルロスなどを使い、プラークを付けないようにコントロールすることです。プラークの増殖を防ぎ、プラークコントロールを行うことが歯周病予防、治療の基本となります。

◆スケーリング

歯に沈着した歯石、プラークをスケーラーという機械を使って取ること。これを使うと歯茎の下の歯石も落とせます。

◆ルートプレーニング

スケーリングで除去しきれない歯の根っこの部分の歯石を、専用の器具を使って除去する治療法です。根っこの歯石を硬く平らな面に仕上げることをいいます。

 

加齢に伴う虫歯の原因とは?

還暦世代から古希世代にかけて平均で5本~8本もの歯を失うと言われています。
古希世代から喜寿世代にかけても平均で5本~8本もの歯を失うと言われています。

加齢に伴い歯の機能も衰えてくるため、加齢によって歯が抜ける人が多いのですが、歯周病とむし歯によって歯が抜けることが主な原因です。
むし歯は口の中の細菌が糖を使って「酸」を作り、その酸によって歯が溶かされる病気で高齢者に限らず、どの世代でも見受けられます。

むし歯になる原因の一つに、歯のお手入れ不足があげられます。高齢になるにつれ唾液の分泌量が減るため、みずから口の中を清潔に保てず、若い頃に比べむし歯になるリスクが高くなります。
歯が少なくなれば少なくなるほど、歯の間にすき間ができ、かみ合わせが悪くなったり、汚れが溜まりやすくなり、むし歯や歯周病が進行して、さらに歯が失われてしまうのです。
老後を快適に過ごしていくために、口の中の管理は、しっかりと清潔にしなければなりません。口の中の機能は、味覚を感じたり、食べ物を噛んだり、飲み込んだり、言葉の発音や呼吸などにも重要で、全身全体の健康の保持や快適な人生を送るためにとても大切な事です。

元歯科医が教える「歯でわかる人生もよう」

toothbrush02

近年、デンタルクリニックの数も増え、予防歯科といった情報があちこちで聞かれるようになり、定期的に歯医者へ行き、自分の口の中をチェックしてもらっている患者さんが増えているようです。

私の実家は歯科医院なので、私自身は子供のころから比較的歯医者には慣れ親しんできましたが、周りを見てみると、歯科検診を習慣付けている子供はそれほどいなかったのが実情です。大人になってから海外の諸事情を知ると、子供のころからかかりつけの歯医者を持っているのが普通ですが、我が国においては歯医者は歯が痛くなってから行くところ、という感覚を持つ人が大半です。

歯医者を40年間務め上げた父は、昔から歯は口ほどのモノを言うが口癖で、口腔内がしっかりと清潔に保たれている人は、身だしなみも整っているもので、家の片付けもきちんとできるものだ、と話していました。つまり、人となりが歯でわかるのだと言うことを意味しているのだと解釈していましたが、確かにこれは当たっているなと納得させられた場面が多々あり、学生時代でも、食後の歯磨きをせずに平気でいられる友達は、髪の毛が乱れていても平気だし、洋服が多少汚れていても気にならないようだし、何より下宿先は足の踏み場がないほど整理整頓が出来ていませんでした。やはり、歯が汚いと、すべてにおいてずぼらでだらしがないというのは、共通して言えることなんだというのが、私の中には結論付けられ、そういった目で他人を評価するようになっています。

とても顔立ちが美しく魅力的な女性でも、笑った時に歯がキチンと磨けていなかったり、歯並びががたがただと、どうしても惹かれないですし、逆に口元が綺麗な女性は、とても好印象になります。歯並びもとても大切な要素で、毎日のブラッシングが正しく行えるようにするためにも、できるだけ早い段階から治しておくべきことで、噛み合わせの重要性も子供のころから父に言われ続けてきたことです。

実際、古希を迎えた父の歯とても70歳には見えず、背中も腰も曲がっておらず、とても若々しく威厳があります。それは、年を取っても自分の歯でしっかり物を噛み、食べられていることが大きく関係していると思え、口腔内の健康が、ひいては身体全体の健康につながっているのだと思います。歯があると、硬いものでもしっかりと噛め、唾液が分泌され、菌が増えない、これは口の中だけにとどまらず、消化器を通って様々な臓器にも影響するのでしょう。その為にも、毎日食後にしっかりと正しいブラッシングをすること、そして自分では落としきれていない汚れを定期検診で取り除いてもらうこと、を習慣にし、口の中が清潔であるように心がけています。

父のおかげで、私も虫歯や歯周病とは無縁でいられていますし、歯が綺麗だと思いっきり笑えるので、対人面でもプラスになっています。日本人はもっともっと、歯の健康に意識を高く持ち、身体の中でも一番大切な場所だということに気づくべきです。

70歳を過ぎたら「歯」のケアを変えましょう

toothbrush

私は元歯医者でありながら70歳を過ぎて歯への心配ごとが増えてきました。と、いうのも、ふと歯を見ると、少し違和感があり、歯自体は健康的といってもよいのですが、歯肉が弱っているようにも見えます。古希を迎えたのだから今後も健康的な歯でありたいし、喜寿までは自分の歯でモノを噛みたいと強く思っています。そのためには、今までの歯磨きとは異なるやり方していかなくてはなりません。

まず年をとると、本来備わっているはずの自分で口中を清潔を保つ力である自浄作用が低下しているため、口内環境は非常に悪くなっています。そのため、本来洗い流されるはずの食べかすや細菌が口腔内で増殖し、加齢を原因とした抵抗力の低下もあるため、歯周病や粘膜疾患の可能性が高くなってしまいます。

さらに、食事は固いものよりも柔らかいものが増えているため、歯の隙間に食べかすが貯まりやすく、唾液の分泌量も減っていくため、細菌のエサとなる食べかすが多くなりやすくなります。

こうした特徴を踏まえ、歯のケアを変えていくには、まずは保湿を行うことが重要です。保湿のためには、うがいがもっとも手っ取り早いため、歯みがきのまえに念入りにうがいをします。うがいをすること自体がしんどいと感じる方は、スポンジブラシなどで歯と粘膜を綺麗にします。また、保湿剤やリップクリームを唇やお口のはしに塗ったり、口内の粘膜のケアも徹底することで口中の潤いが維持されるため、頬、唇、歯茎、舌などのだ液腺マッサージで、だ液の分泌を促すことも非常に効果的です。保湿をすることで、自浄作業の能力が向上するため、細菌を防ぎ、虫歯や口臭を防ぎやすくなります。

次に、歯ブラシは柔らかめのナイロン製の毛質のものを使うようにします。ナイロンは乾燥しやすいため、使用後の細菌の繁殖を回避できることや、固すぎるものは粘膜を傷つけるリスクがあるためです。歯ブラシは力を入れる必要はなく、鉛筆を持つ程度の力加減で細かく磨くことがポイントです。歯にまっすぐ90度に当て、毛先をあてた場所で20回程度うごかします。汚れが貯まりやすい場所は、歯と歯の間、歯と歯茎の間、奥歯のかみ合わせ、最奥部の後ろ側、いればのスプリングの部分などが多いため、念入りに磨くようにしてください。その際使う歯磨き粉は、研磨剤が入っているものは、歯は歯茎へダメージとなってしまう恐れもあるため、注意が必要です。

こうした歯や口内のケアをすることで、食事をすることの楽しさを感じやすくなるため、食欲の促進が進み、健康を維持できること、また認知症の予防などに繋がるようになります。自分自身が70を超え、妻や子供、孫たちと同じ食卓を囲むことができることは、非常に幸せなことであり、それが出来なくなってしまえば暗い生活が待っていると考えると非常に恐ろしく思えてきます。そのため、いままで当たり前に様にできていたことができなくなる年齢になっても、あきらめることなく、手軽に行える小さなことから始めることが非常に重要です。

古希祝いの父へプレゼント

70歳を迎えた父にお祝いしてあげたいですよね。
そこで、古稀祝いに喜ばれるプレゼントを紹介します。
お酒好きな方には、やはりお酒が喜ばれますが、お薦めは名前を入れてあげることです。
特別感が増し、もらった方もより嬉しいでしょう。。
また、お酒と一緒に酒器も一緒にプレゼントすると、毎日の晩酌が楽しくなります。
もっと日常で使ってもらえるものがいい方は、お箸や茶碗、湯のみといった和食器も良いですし、物書きしたりする方には、万年筆などがお薦めです。
さらに一生に一度ということで、記念に残るインテリア雑貨も人気が高いです。
定番は時計ですが、最近では手作りの名前入りの似顔絵なども、飾ればいつでも見れますし、ぬくもりがあって喜ばれています。
少し値段は上がりますが、ゆっくりしてきてほしいという気持ちを込めて、旅行券をプレゼントするのもお薦めです。
孫や家族全員で行くのもいいですし、夫婦水入らずで楽しんできてもらうこともできます。
旅行は思い出に残りますし、これからまた歳を重ねるとなかなか行く機会がなくなってくるかもしれませんので、元気なときに楽しんできてもらうというのも、大切かもしれません。
最後に、ストレートにお祝いの気持ちを伝えたいならお花がお薦めです。
やはりお花は嬉しいですし、さらにメッセージカードを付けたりすると、より喜ばれるでしょう。
古稀のお祝いを機に、普段なかんなか言えない感謝の言葉も一緒にプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

喜寿祝いに喜ばれるプレゼント

還暦では赤いちゃんちゃんこや赤いバラなど、赤い色のものを贈りますが、77歳の喜寿の場合は紫の色のものを贈るのがいいとされています。そこで喜寿ならではの紫色のプレゼントを贈ると喜んでもらえます。
還暦用に赤いちゃんちゃんこがあるように、喜寿のお祝い用に紫のちゃんちゃんこや頭巾が化粧箱に入ったセットが販売されています。ただ、還暦の赤いちゃんちゃんこ同様にお年寄りとみられるのが嫌なタイプの人には逆効果ですので、赤いちゃんちゃんこをもらって喜んでくれた場合に贈るようにした方がいいでしょう。
喜寿のお祝いの相手が男性の場合、何を贈ったらいいのかわからない時に重宝するのがお酒のプレゼントです。77歳の長寿を祝うのは一生に一回だけのおめでたい場なのですから、お酒があった方がお祝いの席も盛り上がります。ゴージャスに金箔入りのものにするとゴージャスで視覚的にも楽しめます。ただギフト用の日本酒や焼酎を贈るだけでは工夫がありませんから、お酒のプレゼントにも喜寿ならではの工夫を凝らした方がもっと喜ばれます。
まずお酒の入っているボトルを喜寿のお祝い用に紫にしてあるものを選びましょう。そして、サプライズとして名入れサービスを活用します。自分の名前が入ったラベルの入った名入れ酒はお酒を飲む人ならきっと喜んでくれます。そしてその人の生まれた日の新聞も付けてくれるサービスがあるとなおいいですね。ない場合は個別に頼んで揃えます。

  • 最近の投稿

  • カテゴリー

  • 当サイトのご紹介

    元歯医者が教える歯周病の症状と予防策、歯の病気が原因で引き起こされる様々なの健康被害、またそれに対向する普段何気ないことで守れる健康長寿をご紹介。人生哲学は「人の生き様は「歯」でわかる」です。
  • ↑ PAGE TOP