老後を快適に過ごすにはまずは歯から!

還暦世代に多い歯の病気は誰もが一度は聞いたことのある歯周病です。
これは、歯と歯ぐき(歯肉)のすき間(歯周ポケット)から侵入した細菌が、炎症が起こす病気です。病気が進行すると、歯を支える骨(歯槽骨)を溶かしてグラグラにさせてしまう場合があります。また、炎症が歯ぐきに限定されているときは歯肉炎、それ以上に進行すると歯周炎と呼ばれます。

歯周病は必ずかかるわけではなく、定期的な歯科検診や、プラーク※や歯石を日頃の歯磨きで除去することで予防することができます。予防ができない歯周病も中にはありますが、それは遺伝性の病気など、非常に特殊な場合です。

※プラーク
歯に付着している白もしくは黄白色の粘着性のある沈着物で、食べカスではなく細菌の塊です。非常に多くの細菌とその産生物から構成されています。またプラークは強固に歯に付着してるだけでなく、薬品だけでは除去しにくい状態になっています。そのためにしっかりと除去することが大切です。

歯周病になるとどうなるの?

01.歯茎が赤く腫れる

02.歯茎から血が出る

03.歯石が付く

04.歯茎が下がる

05.歯がしみる

06.歯茎から膿が出る

07.口臭がする

08.歯茎が腫れて痛くなる

09.歯が揺れる

10.噛むと痛い

11.歯並びが悪くなる

12.歯の神経が死んでしまう

13.歯が抜ける

歯周病の治療方法

◆プラークコントロール

歯ブラシ、デンタルロスなどを使い、プラークを付けないようにコントロールすることです。プラークの増殖を防ぎ、プラークコントロールを行うことが歯周病予防、治療の基本となります。

◆スケーリング

歯に沈着した歯石、プラークをスケーラーという機械を使って取ること。これを使うと歯茎の下の歯石も落とせます。

◆ルートプレーニング

スケーリングで除去しきれない歯の根っこの部分の歯石を、専用の器具を使って除去する治療法です。根っこの歯石を硬く平らな面に仕上げることをいいます。

 

加齢に伴う虫歯の原因とは?

還暦世代から古希世代にかけて平均で5本~8本もの歯を失うと言われています。
古希世代から喜寿世代にかけても平均で5本~8本もの歯を失うと言われています。

加齢に伴い歯の機能も衰えてくるため、加齢によって歯が抜ける人が多いのですが、歯周病とむし歯によって歯が抜けることが主な原因です。
むし歯は口の中の細菌が糖を使って「酸」を作り、その酸によって歯が溶かされる病気で高齢者に限らず、どの世代でも見受けられます。

むし歯になる原因の一つに、歯のお手入れ不足があげられます。高齢になるにつれ唾液の分泌量が減るため、みずから口の中を清潔に保てず、若い頃に比べむし歯になるリスクが高くなります。
歯が少なくなれば少なくなるほど、歯の間にすき間ができ、かみ合わせが悪くなったり、汚れが溜まりやすくなり、むし歯や歯周病が進行して、さらに歯が失われてしまうのです。
老後を快適に過ごしていくために、口の中の管理は、しっかりと清潔にしなければなりません。口の中の機能は、味覚を感じたり、食べ物を噛んだり、飲み込んだり、言葉の発音や呼吸などにも重要で、全身全体の健康の保持や快適な人生を送るためにとても大切な事です。

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    元歯医者が教える歯周病の症状と予防策、歯の病気が原因で引き起こされる様々なの健康被害、またそれに対向する普段何気ないことで守れる健康長寿をご紹介。人生哲学は「人の生き様は「歯」でわかる」です。
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